顔のアトピー治療レーザー光が有効
〜大阪の病院が臨床研究、7割改善〜

顔面のアトピー性皮膚炎の治療に、レーザー光を患者の頸部の自律神経系に照射する方法が有
効であることが、大阪回生病院(大阪市北区)皮膚科の庄司昭伸部長(57)らのグループによる
臨床研究でわかった。最も治りにくいとされる成人型の顔面アトピーでは、従来の麻酔法に比べ、
安全で痛みの伴わない治療法。七月に開かれる「日本レーザー治療学会」で報告される予定で、
注目を集めそうだ。
庄司部長は頸部皮下の左右にある自律神経系の星状神経節に麻酔薬を注入する方法が、アトピ
ーやアレルギー性鼻炎の治療に用いられていることに着目。医療分野で利用されているレーザー
の中でも効率が良く指向性が高い半導体レーザーの近赤外線が同様の効率をもたらすとみて、
同神経節に左右5分間ずつ照射する方法を試みた。


☆効果
外来患者の希望者に、週1、2回、約2ヶ月にわたりこの方法を続けた結果16〜47歳の男女45
人の対象患者のうち、20人はアトピー特有の皮膚の赤みがほぼ消失、10人は症状が改善した。
皮膚のかゆみ、睡眠状態などを含めた総合的な臨床効果では、「著しく効果があった」が13人、
「有効」19人、「やや有効」9人などと、約7割に明確な効果
のあることが認められたという。
また、治療中に不規則な生活を続けていた大学生は全く効果が見られないことから、規則正しい
睡眠と食事を取る「生活改善」を並行することがより効果的であることも分かった。
庄司部長は、「麻酔薬を注射する治療法は、患者がショック症状に陥るケースもあるが、半導体レ
ーザーは痛みを感じない。レーザー照射で自律神経の緊張状態が緩和されることが治癒に結び
ついていると考えられるが、今後詳しく解明していきたい」と話している。
 
〜半導体レーザー〜
半導体に用いたレーザーで、半導体に電流を流すと強い光を放出する。小型で大きな発光効率
が得られるのが特徴。1980年代に入って、コンパクトディスク(CD)の読み出しに実用化され、
現在バーコードの読み取り装置などにも応用されている。手術用のメスなどに使われる炭酸ガス・
レーザーとは異なり、人体を損傷することはなく、医療分野で皮膚疾患、リウマチ、神経痛などの
治療に利用されている。
 
効き目や治療回数には個人差があり症状などによって違いますので何回治療すれば治る
ということは言えませんが当院では週2回20回を1クールとして治療を行います。
レーザー光線治療は無痛治療で瘢痕などの心配もいりません。
副作用の心配もいっさいないので安心して治療が受けられます
◎治療時間15分(詳細については当院まで御一報ください。)